淋しいです・・・メンタルヘルス不調者の増加

ちょっとだけ私の思いを書かせてください(^^)

 

日々の暮らしの中で、人は様々な問題に直面します。

そんな時に、相談できる相手や愚痴をこぼせる相手が身近にいれば、きっと人は心身ともに健全な状態が維持していけるのではないでしょうか。

 

毎日モヤモヤと心が重たい状態で出勤をし、気づかないうちに心も身体も蝕まれていく…

「もっと早く気づいていれば…」「誰かに相談していれば…」

これまで関わってきた方たちから頂いたコメントです。

 

胸の内を明かすことは、とても勇気のいることです。

自分の弱みをオープンにするわけですから…。

でも「ありのままの自分を出す」ということは、人が生きていくために欠かせないこと、だと私は思います。

 

皆さんは毎日食事を摂られますか?

食事から摂られた栄養は体内に吸収され、不要な老廃物は体外に出されています。

ところがスムーズに体外へ排出されず便秘になってしまうと・・・どうでしょうか。

おなかが張ってきたり腹痛を起こしたり…

酷い時には胃が圧迫されるほどに…と誰しも苦い経験をされたことがあるのでは??と思います。

 

これを「心」に置き換えてみてください。

色々な思いを抱え複雑な感情のコントロールを毎日行う…

全てを上手に吸収し活力に繋げることができれば問題はないでしょう。

 

しかし、「上手く吐き出せず自分の胸の内に納め溜め込んでしまう…そのうちに容量オーバーでパンクしてしまい、気づいたときにはメンタルヘルス不調への一途を辿る…そういった方たちが多いのが現状。」だと思います。


だから…

心の中に溜まったいらないものは口から吐き出してあげる必要があるのです!!



医療現場での経験を活かし

 実際に医療の現場で心の病を患われた方々が口を揃えて言われました。

「あの時誰かに話せていたら。」「誰か理解してくれる人が1人でもそばにいてくれてたら」と。

 

人は話を聞いてもらうだけで、安心感が生まれます。

安心感が生まれれば自然と会話が進み、自ずと信頼関係が築かれていきます。

話を聴くという行為は「あなたがそこにいることを認める。そこにいてもいいんだよ。」というアクノリッジメント(承認)になる。だから聴いてもらうだけで「安心感」が生まれるのです。

 

安心感のある環境の中での会話では、話し手は自分の考えに集中することができます。

色々な気づきが生まれ、その場のコミュニケーションをより発展させ、自らが問題点に気づき、解決への糸口を発見することができます。

 

患者さまと接し培ってきたコミュニケーションツール「傾聴・受容・共感」を最大限に活用し、安心と真心をもってお話を聴かせていただきたいと思います。

 

どうか、お1人で悩まずに・・・

お1人で問題を抱え込まずに・・・

モヤモヤした感情を引きずったままにならないように・・・

 

「話す勇気を持っていただきたい。」そう心から願っております。

 

いつでもお待ちしております(^^)